これって法律違反? 浮気など男女間トラブルでやりがちな行為 ~後編~

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夫婦間でよく起こりがちなことや、恋愛ドラマなどで何気なく見ている場面のなかには、法に触れてしまう行為があります。前編では、夫の浮気を確認するためにやりがちな行為について触れましたが、後編では、“恋愛のもつれで生じる法律違反になるか気になる行為”についてご紹介します。galu_naka1_2

 

 

 

 

 

 

 

 

【口約束を破った場合も法的には契約違反となる?】
大阪在住の女性のなかには、口約束を破る破らないの問題で、夫とトラブルがあったという方もいるかもしれません。このとき問題となるのが、そもそも口約束は契約として認められるのかどうかです。では実際、法律的にはどのようになっているのでしょうか。

口約束も契約なので法的には有効です。しかし、口約束は証拠を残しにくいため、事実を立証することは困難です。そのため、メモやボイスレコーダーといった証拠を残していない場合は水掛け論になってしまい、事実がうやむやになってしまうことも少なくありません。

そ うしたことを防ぐために有効なのが、誓約書・契約書・念書などの書面です。約束事項が明記されるため、これらを作成すれば相手に「忘れた」といわれること はありません。さらに、誓約書・契約書・念書には証拠能力もあるため、万が一裁判になったときも有利にことを進めることができます。
また、書面という形に残るもので約束をすることにより、相手にも「約束を守ろう」という思いを強く持ってもらうこともできます。

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誓約書・契約書・念書では、ギャンブルをしない、夜中まで遊ばないなど、さまざまな約束を決めることができます。なお、浮気については異性と手を繋ぐこと、ネットで異性と擬似恋愛をするなど、どこで浮気行為と線引きするかまで決めることも可能です。

このように、書面という形に残るもので契約を結べば、約束をうやむやにされる心配はありません。後にトラブルへ発展することを防ぐこともできますので、何か約束をするときは書面を作成しておきましょう。

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【ドラマティックだけど現実ではNG! 花嫁の連れ去り】
憧れだけど現実ではあまり起こることがない……だからこそ、恋愛ドラマや映画を見るのが好きという方も多いのではないでしょうか。しかし、そんな恋愛ドラマで登場するシーンのなかには、実際に行うと法律違反になってしまうものもあります。

た とえば、結婚式を中止させるために乱入して邪魔をすること。このシーンは1967年のハリウッド映画“卒業”で有名になりました。印象的な場面ですが、こ うした行為は軽犯罪法により“公私の儀式に対して悪戯などでこれを妨害する行為”として禁止されています。ちなみに違反してしまうと奪い去った張本人は拘 留又は科料に処されます。また、新郎・家族・招待客など大勢の関係者に迷惑をかけてしまうことになるため、損害賠償請求といった民事的な責任も負わなけれ ばなりません。なお、花嫁にも損害賠償請求がなされます。

花嫁を奪う場面はドラマや映画のなかなら感動的ですが、現実の世界で行うと大変なことになります。そもそも、浮気行為にあたるのでしないに越したことはありません。男女関係のもつれは結婚前に解決しておきましょう。

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【安全に浮気問題を解決!】
このように、男女関係のもつれで起こりうる行為が、法律に触れてしまうこともあります。浮気や夫婦関係のいざこざを解決したいなら、探偵事務所の調査を利用することをおすすめします。