これが典型的なモラハラ夫です!我慢や泣き寝入りしないで○○してください

モラルハラスメント

少し前ですが、芸能人のモラハラによる別居、離婚裁判が繰り広げられましたがどこからどこまでがモラハラなのか・・・その線引きはかなり難しいようです。そこでこれは確実にモラハラですよね!という案件をお話しいたします。
教育者のご主人を持つご依頼者(妻)からのご相談でした。

仕事先でも評判が良く、ご近所ではお隣の奥様のゴミをゴミ置き場まで運んであげるほど外面の良い夫。しかし、結婚当初から家の中では何から何まで支 配しないと気がすまない性格でした。テレビの番組の好みや料理の味付けまで、とにかく私や子供のすることなすことが気に入らず、怒鳴り散らす毎日が続きま した。常に機嫌が悪く、笑い顔は結婚式の写真のみ。子供たちに関しては父親の笑顔なんて見たこと無いというくらいです。プライバシーや人権などまったく認 めてくれない。金銭面では、最低限の生活費を受け取るだけで、精一杯努力し成り立たせていたのに家計簿を見ては、無駄を指摘し怒鳴り散らすのです。

下着ひとつ、スリッパひとつ、鍋ひとつ、学用品ひとつ、私が選んで買ったことは無いのです。こんな生活を20年以上続けて、こちらの身も精神もそろそろ限界を感じていたある母の日の出来事でした。
子 供たちがお小遣いをためて私の為にカーネーションを買ってきたのに、夫は腹を立て怒鳴り散らしました。それに対し、子供がテレビのリモコンを投げたので す。当たりはしませんでしたが、相当驚いたようで、その日を境に夫は口を聞かなりました。常にカリカリしている様子はあっても、私たちに対して文句を言う ことがなくなりました。夫は私から邪険にされ、子供たちからは存在さえも無視され・・・
しかし、こうなるには長い年月の間、夫にも非があったのです。そして、行き着いたのは優しくしてくれる同僚の女性との不倫でした

私が主人の浮気を確信したのはある日、主人が手帳を家に忘れた事がありました。その手帳をめくると、女性と逢瀬を繰り返してる内容が書いてあったのです。名前も見覚えがあり、すぐに同僚の女性だと分かりました。他に、宝石店の伝票が何十枚も入っていました。

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手帳こそ今年のものですが、宝石店の伝票は3年前のものもありました。計算すると1000万円以上の宝石を女性にプレゼントしていたようです。もうすぐ定年、預貯金も全く把握させてもらえない私はいったいどうしたらいいのか・・・
と悩んでいた矢先、私の実父が亡くなり数千万円もの遺産が入ったのです。もちろん夫には内緒ですが、離婚したいのでその為にも証拠を撮り、夫からも相手の女性からも慰謝料を受け取りたいのです。

ご依頼を受けた浮気調査はとんとん拍子に終わり、その4ヵ月後、ご依頼者さまはしっかり慰謝料も取って、離婚が成立しました。

※ この物語は、実際にあった状況をもとに書き下ろしたフィクションです。