探偵VS探偵!浮気調査で激突 問われる調査力とは

ガル集合

その浮気調査の依頼者は、30代の主婦だった。
対象者は、茨城県の某所に単身赴任中の夫で、40代。月に1,2度、依頼者は夫の元を訪れていたが、女性の感というかご主人の衣服についた、女性の髪の毛と、ご主人の様子から浮気を疑い、調査に至った。

調査依頼を受けた我々は、早速調査に着手した。
ご主人である対象者は、仕事柄日中は動けないので、退勤後と土日の調査となった。ご主人の住居は、どこにでもあるアパートの3階の角部屋だった。
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(この写真はイメージです)

通勤は車で、某日、
会社の駐車場から退勤するところから調査スタートとなった。

こ こで異変が、明らかに対象者の車輛を尾行する、我々以外の車輛があった。対象者は退勤後、自宅アパート近くのスーパーに立ち寄ったその怪しい車輛もその スーパーへ。その車両には、男性が一名乗車していた。対象者が車輛を降り、スーパーに入ると、その怪しい車輛の男性は、なんと、カメラ(普通のデジカメ) を出し対象者を撮影しているではないか。
ベタ探偵撮影

 

 

撮影を終えると、その車輛はいなくなった。
明らかにおかしい。その後の調査でも、対象者のアパートにもその車輛は現れ、対象者の出入りを撮影していた。一応依頼者に確認してみた。

私、「ひょっとして、他社の探偵にも依頼していますか?」
依頼者、「そんなことありません、お宅だけです。」
心当たりはないそうだ。

1週間の調査が終わり、依頼者への報告となった。
実 は、後から分かったことだが、依頼者から相談を受けていた依頼者の母親が、娘の為にと、某探偵社に調査を依頼していたのだ。実はこの対象者、調査期間中毎 日女性の部屋に行っていた。退勤後、自分の部屋に帰り、その後、浮気相手の女性の部屋に行き、朝方自分の部屋に帰り、自分の部屋から出勤していた。土日は 女性の部屋で過ごすが、夜は自分の部屋にきちんと帰っていた。

しかし、某探偵社の結果は、「ご主人は白」だった。某探偵社の調査期間は概ね 当社と一緒だったが、結果が180度違うものだった。実はこの対象者の浮気相手は、隣の部屋の女性だった。しかも、部屋間の行き来はベランダ。通常、隣の 部屋とベランダの境目には、壁があるが、防災上の理由で、簡単に壊すか破れるようになっている。そのアパートのベランダは、胸から下は、格子ではなく、壁 だったので、境目の壁の下のほうを外せるようにして有り、女性の部屋への行き来をする際、外して密会を重ねていたのだ。

某探偵社の報告では、対象者は帰宅後、一切部屋を出ず、休日も出かけませんでした。という内容だった。確かに、アパートの玄関側しか見ていなかったら、そういう結果だろう。

皆さん、探偵社選びは慎重に行ってください。
同じ期間の、同じ調査でこの違いです。

↓当社の報告書↓    ↓某探偵社の報告書↓

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